高齢化社会と行政書士業務

高齢化社会に向けて変化する行政書士業務

行政書士と高齢化社会について

 


わたしたちはこれから、まだ誰も遭遇したことのない超高齢化社会をむかえることになります。
自分自身がまだ高齢者といわれるような年齢ではなく、当事者ではなくても、確実に高齢化社会の影響というものはあります。
その影響は、特に士業と呼ばれる専門家の方々にとってはとても大きなもの、実務に直結するものになるのではないでしょうか。

例えば老いや認知症などに伴う判断能力の低下に伴い、身近な日常生活レベルでの諸問題をサポートしてくれる人というのが求められるようになるでしょう。
成年後見制度というものがありますが、裁判所手続きになるため、小さな身近な問題や手続きのひとつひとつに、いちいち成年後見人を立てて居られない部分もあるのではないでしょうか。

それらを総合的にフォローできるのは行政書士という士業が一番最適です。

行政書士は弁護士や司法書士、税理士に比べて専門の知識は浅いかもしれません。
しかしその分広い知識を持っています。
社会保健福祉士や、弁護士同様、高齢化社会を支える一員として、行政書士も期待されているのです。